たまりば

日記/一般 日記/一般多摩市 多摩市

スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。

Posted by たまりば運営事務局. at

「月夜の詩人」吉川行雄 六畳の世界 再演決定

朝日新聞「天声人語」で紹介され読者より再演の希望が多数ありました。劇団では8月21日に再演を決定しました。特にこの書籍の問い合わせが多くありました。書籍は株)てらいんくで取り扱っております。http://www.terrainc.co.jp/
上演日 平成20年8月21日 開演15時 入場料 4500円 会場/新宿村ライブ ★丸の内線西新宿駅下車①出口より徒歩5分
出演/池田勝 中国琵琶/鮑捷 公演の問い合わせは劇団へ https://cart04.lolipop.jp/LA11452171/?mode=INQ
尚この作品は「金子みすゞ 巻末手記」と同時上演されます★内容はブログをごらんください。


  • Posted by 劇団ら・ふらむ. at 2008年05月12日12:40

    巻末手記

    童謡詩人金子みすゞは今までの作品を三冊の手帳に清書した。それぞれ「美しい町」「お空のおかあさま」「さみしい王女」と名付けた。その手帳を一番尊敬する心の師匠西條八十に贈る。原本を弟祐輔に送った。この時に何かの予感っがあったのかもしれない。この後、筆を断つ。娘ふさえの成長のみ楽しみとした。然し、離婚後、別れた夫から「娘を迎えに行く」という文に愕然となる。迎えにくるという3月10日みすゞは自らの命を絶つ。前日には下関の三好写真館で写真を撮る。何故みすゞは自らの命を絶ったのか?作者早坂暁は「金子みすゞ 最期の写真館」の作品で問う。劇団では8月に最後の手帳「さみしい王女」の朗読会を集う。タイトルは「巻末手記」。この作品の中にみすゞの想いが描かれている。また、「最期の写真館」は6月に新潟で上演される。もし皆さまの中で、みすゞさんの詩の世界に興味ある方は是非観劇するとよいと思います。


  • Posted by 劇団ら・ふらむ. at 2008年05月12日12:30

    童謡作家「月夜の詩人」吉川行雄 六畳の世界

    吉川行雄は山梨県大月市に近い猿橋(日本三奇矯のひとつがある)に生まれた。小さいときに童謡雑誌「赤い鳥」に出会い童謡詩に興味を持つ。14歳の時大病を患い不自由な体となり、以後六畳の部屋で一生おくることとなった。その六畳の窓から見える月夜を毎夜楽しむ。そしてそこから多くの月の変化ある詩が生まれた。それが「月夜の詩人」といわれた所以である。
    うすい月夜
    うすいおぼろに、
    いぶされて、
    月は魚になりまする。
    ほそい木にいる、
    丹頂も、
    とろり、とぼけてとびまする。
    風とふくされ、
    ふあり来て、
    とろり、お羽が消えまする。
    うすい月夜の 
    れんげうは、
    白い羽虫になりまする。
    19日14時より「月夜の詩人」の詩と日記を中国琵琶の鮑捷さんのメロディに乗って名優池田勝さんが朗読していく会を催しします。(新宿村ライブ)この日には童謡詩人金子みすゞさんの詩を詠むと題して若い女優さんが朗読する。二人の童謡詩人の共通は短い人生をこよなく童謡を愛していたことだ。「詩をなぜかくのだろう」「それは愛だと思う」言葉がふたりの共通の詩の世界であろう。
    詳細http://la-flamme.netで作品の紹介をしています。興味ある方は訪問してみてはどうですか


  • Posted by 劇団ら・ふらむ. at 2008年03月08日10:26